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Next Generation

いつかは海外で研究開発を。若手研究者が描くキャリアビジョン【後編】

#Taiyo Career Journey2026.07.03
いつかは海外で研究開発を。若手研究者が描くキャリアビジョン【後編】

 「5年後の自分は、どんな仕事をしているのだろう。」

就職活動中の学生にとって、そのイメージをどれだけ具体的に描けるかは、企業選びの大きなヒントになる。

 #TAIYO Career Journeyは、新卒入社から5年目の社員に焦点を当てたインタビューシリーズである。入社後の数年で土台を築き、仕事にも自分にも自信が芽生え始めるその時期に、太陽ホールディングスグループでどんな経験を重ね、どこまで成長し、どんな役割を任されるようになるのか。そのリアルな姿を伝えていく。今回スポットを当てるのは、太陽ホールディングス 研究本部 企画開発部 半導体周辺材料開発課の奥田綾乃さん。

 【後編】では、仕事とプライベートの両立から、技術者として見据える今後の目標までを聞いた。

▼前編をまだご覧になっていない方は、こちらからお読みください。

次世代のエレクトロニクス事業を支える「新規材料開発」というミッション【前編】 | TAIYO Global Post

ライフステージが変わってもキャリアを継続できる恵まれた環境

――ここまでお話を聞いた印象では、今後も長く研究開発の仕事に携わっていきたいという思いが伝わってきます。一方で、ご結婚されてライフステージが変化されたと聞きましたが、太陽ホールディングスはワークライフバランスを充実させやすい環境にあると感じますか?

 すごく両立しやすい環境だと思います。会社の敷地内に「たいよう保育所」があるから、子育てと仕事を両立しやすいという話は子育て中の先輩社員からもよく聞きます。

 子どもを、たいよう保育所に預けて定時の17 時まで働き、その後に迎えに行くという働き方を無理なくされている先輩方の姿をたくさん見てきました。また、女性だけでなく男性の育児休暇も取得しやすい体制が構築されています。※1

 自分自身の将来を見据えた時に、子育てをしながらキャリアも継続できる環境という安心感も、結婚を決断する後押しをしてくれたと思います。

※1 男女ともに産休・育休後の職場復帰率100% 2026年3月実績

〈「ワークライフバランスの取りやすい環境が、自身の結婚を後押しした」と振り返った奥田さん〉


プライベートとのバランスを考えながら描く将来のキャリアプラン

――太陽ホールディングスは自主的な同好会活動も活発ですが、奥田さんはどこかに所属されていますか?

 マラソン同好会と余興部に入っています。マラソン同好会の活動は、ハーフマラソンを年に 2回走ったり、会社近くの大きな公園で定期的に練習会を行ったりするほか、みんなでバーベキューをすることもあります。いわゆる斜めの関係ですが、普段の業務では関わることがない先輩でも、同好会のおかげで仲良くしていただいているなど、部署や役職を越えた交流が生まれやすく、 こうしたつながりが日常業務での連携のしやすさにもつながっています。


――休みの日も社員同士で遊んでいる方が多いと聞きました。

 実際、多いと思います。同期や年の近い人だけでなく、上司とも仲が良く、気軽な付き合いができるのが太陽ホールディングスの特徴だと思います。研究本部で言えば、本部長が最近サバイバルゲームにハマっていて、みんなでサバイバルゲームをしに行ったりしています。こうした分け隔てのない付き合いが、会社への定着率にもつながっているのかなと感じます。


――ワークライフバランスも踏まえたうえで、今後のキャリアについてどのように考えているか教えてください。

 本当に楽しくて、やりがいのある仕事をさせていただいています。昨年からは後輩2人とのチームでリーダー的な役割も任されるようになりました。まさに今、プロジェクトを任される範囲や、自分で判断して動ける裁量がどんどん広がってきているところなので、今後も担当するテーマの幅やプロジェクトの規模をさらに増やし、会社の業績にも一層貢献していきたいです。そのためにも、技術者としての専門性や問題解決力を継続的に高めていくつもりです。

 研究開発を担当している新規材料は、ベルギーにあるimec(Interuniversity Microelectronics Centre)という国際的な半導体の独立研究機関と共同研究も行っています。現地へ出向している先輩社員とやり取りする機会も多く、将来的には自分が関わる可能性もあるかと考えています。当社エレクトロニクス事業の売上は、その95%以上が海外※2で、若手のうちから海外のお客様先を訪問して打ち合わせをする社員も多いです。私自身も4年目の春に imec に1週間出張し、imec 内部の研究発表会に参加したり、普段はオンラインで行っている共同研究チームとの進捗報告を対面で行ったりしました。海外のお客様先を訪問して打ち合わせをする機会もありますし、国内でも学会参加やお客様との打ち合わせ、外部研究施設をお借りしての実験などで、年に何度も各地へ出張しています。

 こうした海外研究機関との共同研究や出向の機会がある点に加え、社員一人ひとりの挑戦意欲やキャリア志向を尊重し、実現に向けて後押ししてくれる環境があることも、当社ならではの魅力だと感じています。

 ※2 2025年3月期時点

〈業務に行き詰まった後輩の相談に乗るなど、リーダーとしてチームを牽引している〉


――海外勤務となるとプライベートにも影響するかと思いますが、どのようにお考えですか?

 そこは確かにすごく難しい問題で、もし海外に行くことになったら行ってもいいかを夫と話し合ったことがあります。私の場合は夫も同じ研究者で事情も分かってくれているので、理解してくれています。タイミングなどもあるので簡単ではありませんが、いつかベルギーで仕事をすることも目標にして、一歩ずつ研究開発を前に進めていきます。

 自身の経験や見聞きした知見から得た気づきや将来のキャリア形成について話してくれた奥田さん。未来の太陽ホールディングスにおけるエレクトロニクス事業を支える新規材料の研究開発に、今日も真摯に向き合っている。

●プロフィール

奥田 綾乃

1995年、神奈川県生まれ。東京理科大学大学院で有機合成分野を専攻。2022年に新卒で太陽ホールディングスへ入社し、研究本部 企画開発部 半導体周辺材料開発課に配属。入社以来、RDL向け新規材料の研究開発に従事する。現在は後輩2名とチームを組み、リーダー的な役割も担いながら、次世代材料の開発に取り組んでいる。海外研究機関との共同研究にも携わり、将来的にはグローバルに活躍する研究者を目指している。


関連リンク

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