「5年後の自分は、どんな仕事をしているのだろう。」
就職活動中の学生にとって、そのイメージをどれだけ具体的に描けるかは、企業選びの大きなヒントになる。
#TAIYO Career Journey は、新卒入社から5年目の社員に焦点を当てたインタビューシリーズである。入社後の数年で土台を築き、仕事にも自分にも自信が芽生え始めるその時期に、太陽ホールディングスグループでどんな経験を重ね、どこまで成長し、どんな役割を任されるようになるのか。リアルな姿を伝えていく。
今回スポットを当てるのは、太陽インキ製造 技術開発センター 要素技術開発部 プロセス開発課に所属する合田佳弘さん。
【後編】ではリアルな職場の雰囲気や会社への思い、プライベートを含めた今後のキャリアなどを聞いた。
▼前編をまだご覧になっていない方は、こちらからお読みください。
【インタビュー前編】材料開発からプロセス開発へ。5年目技術者のキャリアを変えた転機 | TAIYO Global Post
気兼ねなく相談できる環境で仕事の効率もアップ
――プロセス開発課は仲が良く、コミュニケーションも活発とお話いただきましたが、そうした環境はどのように作られていると感じますか?
やはり、上司や先輩が意識的に相談しやすい空気をつくってくれていることが大きいと感じています。チームミーティングでは、進捗の共有だけでなく、実験の手応えや不安に思っている点まで自然と話題に上がるため、うまくいっていない部分も途中経過の段階から打ち明けやすく、一緒に原因整理や対策の検討まで踏み込んでもらえます。
また、週報で提出する進捗報告でのテーマの進み具合共有に加えて、週に何度も小まめに声掛けをしてくれるため自分一人では判断に迷っている点なども率直に相談できます。実際に、評価結果が思ったように出ず手詰まりになった際には、前提条件の見直しや別工程の条件検討といった具体的なアドバイスを受けて、比較的早い段階で進め方を切り替えることができました。
このように、プロセス開発課には、業務や悩み事を一人で抱え込まずに済む雰囲気が自然とできています。誰かが行き詰まっていそうなときには、状況確認やデータの見直しに周囲がすぐに付き合ってくれるため、日頃からお互いをフォローし合う文化が根づいており、課全体の雰囲気も明るく前向きだと感じています。
――プロセス開発課ではチーム合同で一つのことに取り組むことはありますか?
チームごとの業務は一つひとつが独立しているので、合同で一つのテーマに取り組む場面は多くありません。一方で、行き詰まったときには、ほかのチームのメンバーから全く別の視点でアドバイスをもらえることがあります。それぞれのチームが今どんな業務を担当しているかは、月に1度の課全体の打ち合わせや日頃の雑談を通して共有されており、その中で「こちらではこんなことがあった」「こうしてみるのはどうか」といった形で、互いにアドバイスや情報交換をするようにしています。
こうしたオープンな雰囲気はプロセス開発課ならではの特徴であり、上司や先輩がつくってくださったものだと感じています。これから入ってくる後輩にも同じように安心して働いてほしいので、今の雰囲気を大切にしながら、自分も周りを支えられる先輩になっていきたいと思っています。
社内制度を利用して、社内交流や自分磨きにつなげる
――職場の雰囲気以外で、この会社で働きやすいと感じる理由や制度はありますか
働きやすさの面で特にありがたいと感じているのが、図書費補助制度です。業務に直接関わる専門書だけでなく、小説やビジネス書なども含めて書籍の購入を会社が補助してくれるため、本を買って読むことが自然と習慣になりました。仕事に必要な知識だけでなく、自分の興味のある分野についても学びやすくなり、社員の自己研鑽を制度として支えてくれていると感じます。
また、同好会があることも働きやすさにつながっていると感じる点です。私はフットサル同好会、野球同好会、マラソン同好会、余興部の四つに所属しており、社内でさまざまな同好会が活動できる仕組みが整えられています。同好会では、普段の業務では関わることのない部署の人とも一緒に活動できるので、社内でのつながりが広がりました。仕事以外の場でリフレッシュしながら人間関係を築けることも、この会社で働きやすいと感じている理由の一つです。
――現在の働き方やワークライフバランスを踏まえて、どのような点に魅力を感じていますか。また、今後のキャリア形成を考えたときに、どのような取り組みがあるとより長く活躍しやすいと思いますか。
私自身は、ワークライフバランスはかなり理想的な状態だと感じています。業務を最優先することを無理に求められる雰囲気はなく、メリハリをつけて働くことができています。残業も比較的少なく※、有給休暇も、よほど業務の都合が重ならない限りは直近の日程でも柔軟に取得できます。自分の時間や家族との時間を大切にしながら働ける点は、私にとってこの会社の大きな魅力です。
そのうえで、個人的に今後さらに良くなっていくといいなと思うのは、ライフステージに応じた情報交換やサポートの場がもっと充実していくことです。たとえば子育てや親の介護など、人によって直面するテーマはさまざまなので、そうした経験を持つ社員同士が気軽に相談したり、ノウハウを共有したりできるコミュニティや仕組みが今以上に整っていくと、より一層安心してキャリアを築いていけると感じます。すでにとても働きやすい環境があるからこそ、今後の発展にも前向きな期待を持っています。
※ 太陽ホールディングス在籍社員全体の月平均所定外労働時間は22時間(1日当たり約1時間、2026年3月期実績)
――プライベートも含めて、今後のキャリアについてどう考えていますか?
仕事では、これからも世の中のものづくりを支えるプロセス開発に継続的に携わっていきたいと考えています。入社3年目に現在の部署へ異動して以来、約2年間プロセス開発を担当してきましたが、まだまだ学ぶことは多く、まずは目の前のテーマで安定した結果を出し続けられる担当者になることを意識しています。具体的には、与えられた工程条件の検討や評価を着実に進めるだけでなく、量産立ち上げの計画段階から議論に参加し、品質・コスト・生産性のバランスを踏まえてプロセスを提案できるようになることを目指しています。そのために、現在担当しているプロセスに関する知識をより深めるとともに、周辺技術や設備、統計的な解析手法なども継続的に学び、「この領域なら任せられる」と思ってもらえる専門性を身につけていきたいと考えています。
プライベートでは、将来のライフプランや価値観の変化に応じて、その時々で納得感のある働き方を選べるようにしておきたいと考えています。太陽ホールディングスがとても好きなので、できるだけ長く働き続けたいと思っていますし、そのためにも社内の制度や仕組みについて理解を深めて、自分の将来の選択肢を広げる形で上手に活用していきたいです。
また、趣味ではお笑いが好きで、所属する同好会 余興部で社員旅行ステージのネタづくりや出し物にも関わっています。そうした活動も続けつつ、いつかはM-1グランプリに出場してみたいという密かな夢もあります(笑)。
職場や会社の雰囲気について楽しそうに語ってくれた合田さんの姿からは、会社やチームメンバーへの深い信頼と、周囲を明るくする人柄が伝わってきました。
これからもその信頼感と持ち前の明るさを武器に、ますます成長し、活躍の場を広げていってくれることでしょう。
●プロフィール
合田佳弘
1998年生まれ、千葉県出身。中央大学大学院で応用化学を専攻。2022年に新卒で太陽ホールディングスへ入社し、太陽インキ製造 絶縁材料開発部 PCB材料開発課に配属。ソルダーレジストの開発・改良業務に従事した後、2024年に要素技術開発部 プロセス開発課へ異動。現在は基板の高性能化につながる新たなプロセス開発に取り組みながら、将来的には量産立ち上げや工程設計を主導できる技術者を目指している。
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